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設計・製造ソリューション展のNECのレポート
2022年6月22日~6月24日に東京ビッグサイトで開催された日本最大の製造業向けITソリューション専門展
「第34回 設計・製造ソリューション展(DMS展)」に、NECは3年ぶりに出展
NECは、「ものづくりDX ~ 製造業であるNECだからできること ~」というテーマを掲げ、設計、生産技術、
生産管理、製造現場、環境、保守サービスまでを網羅した、以下の7つの最新ソリューションを紹介
・ものづくりDX基盤「NEC Industrial IoT Platform」
・PLM「Obbligato」
・グローバルSCM/MES/LCM「IFS Cloud」
・環境パフォーマンス管理「GreenGlobeX」
・スループット見える化「SCM Performance Monitoring」
・AMR(自律移動ロボット)集中制御「NEC マルチロボットコントローラ」
・工場内ネットワーク「ローカル5G」
サプライチェーン全体をリアルタイムにコントロールできる未来を目指して
変動対応力の高いスマートファクトリーを実現するために必要となる仕組みとして、
NECのPLM「Obbligato」や、SCM/MES「IFS Cloud」、DX基盤である「NEC Industrial IoT Platform」など
について、それぞれの役割とそのつながりを含めて紹介
近年、NECだけではないが、単なるシステムの販売からソリューション企業(問題の解決方法を提案する)への転換がみられる
Obbligatoは、昔からあるPLMであるが、それ以外は、自社システムにとらわれず提案していく姿勢がみれる
これは、富士通や日立も同様である。SCMシステムの領域においては、日本勢は大変厳しい局面になった
また、NECは自社の国内工場をモデルとして、その実績を売りにしている。以前、工場見学も参加したことがある。
ただ、直近四半期の収益が前年同期比減少、野村総研、NTTデータは増収になっているところをみると、上記の点が、
強みにつながっていないのが現状とみえる。
この辺は、今後のITベンダーとして、どうのような構図になっていくのか確認していきたい
https://jpn.nec.com/manufacture/monozukuri/iot_mono/2022-07/03.html