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2022-07-19 09:00:00

設計・製造ソリューション展のNECのレポート

2022年6月22日~6月24日に東京ビッグサイトで開催された日本最大の製造業向けITソリューション専門展

「第34回 設計・製造ソリューション展(DMS展)」に、NECは3年ぶりに出展

NECは、「ものづくりDX ~ 製造業であるNECだからできること ~」というテーマを掲げ、設計、生産技術、

生産管理、製造現場、環境、保守サービスまでを網羅した、以下の7つの最新ソリューションを紹介

 

・ものづくりDX基盤「NEC Industrial IoT Platform」

・PLM「Obbligato」

・グローバルSCM/MES/LCM「IFS Cloud」

・環境パフォーマンス管理「GreenGlobeX」

・スループット見える化「SCM Performance Monitoring」

・AMR(自律移動ロボット)集中制御「NEC マルチロボットコントローラ」

・工場内ネットワーク「ローカル5G」

 

 

 

サプライチェーン全体をリアルタイムにコントロールできる未来を目指して

変動対応力の高いスマートファクトリーを実現するために必要となる仕組みとして、

NECのPLM「Obbligato」や、SCM/MES「IFS Cloud」、DX基盤である「NEC Industrial IoT Platform」など

について、それぞれの役割とそのつながりを含めて紹介

 

近年、NECだけではないが、単なるシステムの販売からソリューション企業(問題の解決方法を提案する)への転換がみられる

Obbligatoは、昔からあるPLMであるが、それ以外は、自社システムにとらわれず提案していく姿勢がみれる

これは、富士通や日立も同様である。SCMシステムの領域においては、日本勢は大変厳しい局面になった

また、NECは自社の国内工場をモデルとして、その実績を売りにしている。以前、工場見学も参加したことがある。

ただ、直近四半期の収益が前年同期比減少、野村総研、NTTデータは増収になっているところをみると、上記の点が、

強みにつながっていないのが現状とみえる。

この辺は、今後のITベンダーとして、どうのような構図になっていくのか確認していきたい

 

https://jpn.nec.com/manufacture/monozukuri/iot_mono/2022-07/03.html