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2022-07-21 16:04:00
AIはサプライチェーンの問題を解決する万能薬なのか①
テクノロジーがサプライチェーンにプラスの効果をもたらしていると実感している企業は、5社中1社
サプライチェーン・オペレーションにおけるテクノロジー導入はかなりばらつきがある
日本において、サプライチェーンが浸透していない表れでもあると思われる。東日本大震災や熊本大地震によって、自動車のサプライチェーンが話題となった事もあったが、本格的に浸透してきたのは、半導体の供給不足や今年に入ってからの小麦などのあらゆる物の輸入が困難になり、ニュースでも頻繁に語られるようになり、改めて浸透してきた
また、調査によると、サプライチェーンの技術投資分野では、クラウドがトップ(25%が全面的に採用)、次いでIoT(モノのインターネット)開発(20%)、スキャンとインテリジェントデータキャプチャー(18%)となっている※この結果はPwCが244人の経営者を対象に行った調査
AIによるサプライチェーンマネジメントを導入した企業は、物流コストを15%、在庫レベルを35%、サービスレベルを65%改善したと算出されている(マッキンゼーの調査)
☆AIが、現在サプライチェーンにおいて最も生産的な役割
・さまざまなシナリオを算出して、最適なアクションに優先順位をつけ、最善のアクション計画を立てる
⇒AIで最も成功しているサプライチェーンの企業は、上記のアクション計画から、不足が起こる前に対策の行動をし、需要が低下する前に在庫の削減を開始している
参考記事
https://news.yahoo.co.jp/articles/00dae47661d705c11acf6f0d8b5db9b3de93a05d?page=1