生産計画・生産管理・SCMニュース・記事
2022-08-16 17:49:00
業務改革の成功要因(開始1年で約135億円コスト減の効果、ルノーグループの凄すぎるサプライチェーン改革)
開始1年で約135億円コスト減の効果、ルノーグループの凄すぎるサプライチェーン改革との記事がある
この成功は、AIやIoT、自動化の言葉が飛び交っているが、これはあくまで手段の話である
『SCMの課題は「可視化」「リアルタイムの情報収集」』と最初に記載されているが、
まさに、見える化、情報収集をしっかりやりきるところが改革を成功させている
IT化、DX化はあくまで、見える化、情報収集の手段である。
まずは、ITなど置いておいて、自社にとって、見えていなくて経営判断できていないことを
見えるようにして、判断ができるようにする事である。
以前、私が在籍した企業では、決算でサプライズ、不動在庫の山、全く利益が出ていないなんて事があった。
この時は、週次で四半期、月次の売上、生産、在庫(PSI)+利益の着地を見て、生産量や在庫量を決定する仕組みとした
予想の当たる当たらないはあるが、週次で見直す事で、ぶれを最小にする動きをした。
見える化する事で、安定した経営へと発展する事が出来た。
他に在籍した企業、コンサルで支援した企業も、情報の可視化(見える化)を最初にやりきるところは、やはり改革が成功する
この可視化、見える化の重要性が分からないところは、いつまでもシステムに振り回される結果になり、システムを入れたのに、
何も見えない結果となっている企業が多い。
当社も、まずは、見える化を強く推進させて頂いている
参考記事
https://www.sbbit.jp/article/cont1/93096