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2022 / 08 / 19 06:00
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:37日目【生産方式:PUSH生産方式】
世界で最も普及している生産計画方式
多段の生産工程の生産方式。一般には、生産管理(生産計画)機能が全工程を統制
予測される完成品の需要量に対して、必要な在庫、BOM(部品構成)、から所要量を算出
リードタイムや生産能力を考慮した生産計画を立案し、原材料資材の必要量と投入時期を決定
各工程に対して生産指示を行う方式。( MRPはPUSH方式の1例である)
上流の作業工程から下流の作業工程に原材料の調達や作業準備、作業開始のタイミングをあらかじめ計画しておくシステムが、PUSH生産方式
基本的に、仕掛在庫は下流工程の使用予定と紐づく。
在庫の責任は、供給計画立案部門が持つことが原則となる。
医薬品・化粧品・食品工場などでは、PUSHが主流となる。左記業界ではロットのトレーサビリティが要求される。製品に事故が起こった場合、問題のある製品をさかのぼって特定し、問題のあるロットだけを回収する必要があるため、PUSH生産方式が主流となっている。