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2022 / 08 / 30 06:00
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:47日目【生産スケジューラ導入の最重要事項とは】
生産スケジューラに限らないが、システム稼働の成否は、マスタが8割と言っても過言ではないだろう。
1、マスタの構成・整備(分かりやすい構成、複雑にしすぎないなど)
2、マスタの更新・運用(更新頻度や更新のしやすさなど)
この2点をしっかり理解、把握して進めないと、どんなに、素晴らしいシステム、ソリューションでもまともに動かない。
以下に、マスタ構成や運用において問題が起きた事例である。
・マスタ定義統一、マスタ集中管理(数量単位の統一):一部で詳細の定義ができなかった、統一しきれなかった
・BOM整備:各拠点の独自コードが残ってしまった、タイムリーに更新できない
・マスタ集中管理体制:作業の複雑化から作業量の増大
数年かけても解決しなかった企業もあります。
マスタ構成や管理体制をどう設計するかが、大きなカギを握っています。
特に、生産計画系は、詳細に計画しようとしたりしすぎるとマスタやBOMは複雑となり、マスタの修正や管理に膨大な時間がかかってしまったり、最悪は、更新ができなくなったり断念してしまう企業もあります。
事前に、自社で必要な管理項目を洗い出す事とそれに対するマスタの管理工数を踏まえて全体を決定していく必要があります。