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2022 / 09 / 06 06:00
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:54日目【移動平均法】
過去の一定の期間(次数)の実績値の平均から次期の予測を行うモデル
・このモデルは水平成分のみ考慮
・次数を変えることにより、需要の傾向成分や周期成分を見つけることが可能
例:増加傾向の需要⇒次数を大きくする(過去の平均を取る期間を長くする)とノイズや周期成分による需要の増減を相殺し、傾向成分のみを抽出が可能
・周期的な変動をもつ需要であれば、次数を周期と合わせることにより、周期的な変動を消すことができ、次数と同じ周期をもつ周期成分があることがわかる
移動平均法は、需要の成分を把握するためのツールとしても活用可能
移動平均法の特徴
1、偶然性に起因する需要変動(ノイズ)を取り除いて予測が可能
2、需要の変化(傾向・周期)への対応が遅くなる傾向がある
3、需要変動の傾向成分、周期成分を抽出できる