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2022 / 09 / 15 21:40
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:64日目【SCMを阻害する全体のメカニズム】
SCMは外からの変動および内なる変動との戦い
サプライチェーン困難度の決定は下記3つの掛け算
1、最終需要の変動(変動)
2、サプライチェーンを構成する情報共有や連携関係のない組織の数(組織の壁の数)
3、サプライチェーンを構成するボトルネックの内なる変動によるリードタイム(ボトルネック)
「サプライチェーン困難度」とは、下図右側の内外の変動と組織の壁の増幅メカニズムに比例して大きくなる。
例えば、サプライチェーン全体の機会損失を一定にしたいときに必要と在庫は、下図の大きさに比例して増大する。
困難度を軽減する解決策の単位
デマンドチェーン ⇒ 「変動」と「組織の壁の数」の組合せは情報の流れ
狭義のサプライチェーン ⇒ 「組織の壁の数」と「ボトルネック」の組合せは、ものの流れ
図の左には斜めの矢印と点線で囲みが描いてあるが、これは同様の構造が製品グループ、品種ごとに存在することを示したものである。この次元に沿って、マーケティングや設計開発と連携したうえで、セブンーイレブンの実践をとおして今や、世界共通語ともなっている単品管理という言葉があるように、品種ごとそして市場ごとの顧客価値は何かという点とその創造活動が、事前収益に多きな影響を与えることになる。