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2022 / 09 / 22 06:28
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:70日目【必要在庫の観点からの情報共有の効果】
3種類のサプライチェーンを想定
☆前提条件
小売店における実需Dの平均μ=10個/日
その変動の大きさ標準偏差σ=5個
小売店からメーカーへの発注ロットはQ₁=100個
補充リードタイムLT₁=1日
メーカーにおける発注量(生産ロット)Q₂=200個
補充リードタイムLT₂=4日
※すべて共通である。
3つのサプライチェーンの違い
①伝言ゲーム型ではメーカーは小売店からの発注情報のみ
②情報共有型では加えて小売店での実需情報(在庫情報も)を共有するところが異なる。
③総合型ではメーカー(ベンダー)側が小売店の実需、在庫情報もわかることから、補充点の意思決定をメーカー側が肩代わりする場合である。
また、発注点の意思決定は、それぞれ在庫水準があらかじめ定められた発注点を下回ったときQ個だけ発注するは発注点方式を用いるとする。
ただし、情報共有型、統合型のメーカーでは、小売店の在庫見える化できていることから、在庫水準および発注点はエシェロン在庫を用いて行うものとする。
これらを用いた変動については、明日以降でお話します。
※エシェロン在庫=自分の手持ち在庫にそこを通過し移動中を含むまだシステム(この場合は小売店)にある在庫の総計