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2022 / 09 / 30 05:33
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:76日目【在庫は「最悪のムダ」という考え方だけで良いのか?】
トヨタ生産方式「生産現場の7つのムダ」の「最大のムダ」は『在庫』
⇒在庫を減らすことが、「絶対的な善」となってきた
在庫の発生原因別では、在庫が一概に悪いと考えるのも無理がある!
「見越し在庫」は、サプライチェーンを上手にコントロールした証でもある
例・安全在庫:需要のばらつきに対応、設備故障や製品不良の内部からの変動への対応し、欠品による販売を止めない状態を作る。
黒字倒産が横行した1990年代の時から時代はリスクへの対応が必要となり、「在庫のムダ」という戒めの本質を冷静に見極めなければならない
業界、企業の年齢や体力、世界情勢などにより在庫の概念は全く違ったものになる。
何も考えずに、「在庫はムダ」と言った概念だけで進むことは、かえって企業の成長を止めることになることさえある。
在庫で何が問題なのかと言えば、無関心いる事である。
常に、企業のビジョンや目標に対して、どの水準にあるべきかを検討し、必要に応じてKPIを設定しPDCAを回していくことが大切だと考える。