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朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:15日目【日本のサプライチェーン(SCM)は?②】
日本はSCMの導入で、2000年頃の失敗がありましたが、2008年頃に、再びブームが訪れました。
その当時、「週次製販」の言葉が流行しました。
このブームは、前回に引き続き、「在庫削減」そして「スピードUP、将来の利益を見る」がターゲットでした。
『在庫を減らすだけでは、勝てない、利益の出る生産を事前に把握して経営判断していく』
欧米流の考えを取り入れようと考えました。
経営判断も1パターンで判断するのではなく、①リスク大、②リスク中、③リスク小と、
何パターンかをマルチシミュレーションして判断したいと考えました。
ただ、これを実現したところはそれ程多くはなかったのではないでしょうか。
例えるなら、免許がないのに、車を買ってしまった、
企業、人材が、まだ、熟してなかったと私は、推測しています。
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:14日目【日本のサプライチェーン(SCM)は?】
・TOC(制約理論)の考えを中心に、SCMが、日本に広がったのは2000年頃
・日本企業は、こぞって、SCMの導入を試み、欧米の勝ちパターンを取得しようと考えた
そして、欧米の運用、パッケージ信仰に走り、結果、関連部門とのあつれき(横串組織など)や
製造現場の反抗もあり、失敗していきました
この頃よく聞かれたのは、「システムは使えない、需要予測なんて当たらない」
「日本には合わない、自分の業界は、独特だ」
ちょうど私が社会人になった頃ですが、どうも、少し年上の方は、この頃の考えを引きづっている方もたまにいます
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:13日目【TOC:制約理論③】
TOCを学ぶなら、改革の基礎となる考えが学べる図書!
国内シリーズ累計125万部突破!!全世界1000万人が読んだ!!
ジェフ・ベゾスがAmazon経営陣たちと読んできた伝説の名著
次世代リーダーが目指すべき「真の生産性」とはなにか。
『ザ・ゴール』は、イスラエルの物理学者エリヤフ・ゴールドラットが著述し1984年に出版されたビジネス小説。
製造業向けに「制約条件の理論」を読みやすい小説仕立てで説明している。
ザゴール(本)の日本発売が2001年、ちなみに、米国での発売は、1984年。
日本語への翻訳は、10年以上禁止されていました。
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:12日目【TOC:制約理論②】
2001年に『ザ・ゴール』の日本語版が出版された当初は、「制約条件の理論」、現在は国内ではほとんどが「制約理論」と表記
TOCの考え方は「つながり」と「ばらつき」のある組織やシステム
⇒仕事の流れを滞らせる制約(ボトルネック)の改善に集中すれば全体最適化が実現
「システムにつながりとばらつきがある」という前提であれば「制約(ボトルネック)に集中する」と
「全体での成果」が期待することが可能になるということを示した科学的な理論である
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:11日目【TOC:制約条件の理論①】
SCMの業務に携わるなら、是非知っておきたい理論!
制約条件の理論(せいやくじょうけんのりろん、英:Theory of Constraints)
イスラエルの物理学者であるエリヤフ・ゴールドラットが開発したマネジメント理論
自然科学で幅広く活用される「原因と結果(因果関係)」を、人が絡む組織の問題に適用
自然科学における「理論」と同じレベルの再現性のある科学を、社会科学の領域に持ち込んだことが大きな特徴
1984年に米国で出版され、世界的なベストセラーとなった著書『ザ・ゴール』が有名