インフォメーション
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:33日目【OR活用:問題発見、意思決定の技術】
問題発見、意思決定問題の技術
⇒選択型意思決定モデル(PERT、KJ法、特定要因図など)
①SCMや生産計画での意思決定の課題は、数値的な解からだけでは意思決定が行えない
②多くの定性的要因の評価が必要
③問題を構造的に分析して理解する事が必要
④特に定性的な要因についての評価を客観的に数値化
⑤意思決定を容易に間違いなく実施する
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:32日目【SCMのORの活用】
日本は、戦術に優れ、戦略に弱いと言われる。
その差の一つが、OR活用した経営戦略の立案です。
日本は、従来、人間の「勘」によって意思決定される世界だった。「KKD!」
海外は、課題を数学的にモデル化して意思決定している。
ORは発展当初からロジスティックスを中心としてSCMの課題と強い関係があった。
需要予測、在庫理論、最適発注量決定、最短経路計画、数理計画法(資源配分問題、最適配置問題)
組合せ最適化待ち行列理論など
現代でも、SCM問題解決の基礎となっている。
以下が、ORが使用される主なケースである。
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:31日目【SCMの海外との差は③】
ORの歴史
第二次世界大戦中に 英米でほぼ同時期にスタートした研究
米:Operations Research
英:Operational Research
当時は作戦研究、運用研究と呼ばれる(軍事用語)
(中国では運籌(うんちゅう)学⇔孫子の兵法)
代表的な研究にドイツのUボート対策(船団輸送) 日本の神風特攻隊対策 など
実データを収集し、科学的分析を加え、最適な行動策を意思決定する
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:30日目【SCMの海外との差は②】
ORの最初は軍事的目的から研究を始め、発展させてきた
イギリスのフレデリック・ランチェスターは第一次世界大戦中に
戦闘部隊の戦力と戦闘の結果を研究してランチェスター方程式を確立
それを元に今日経済的な内容へと転換されてきた
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:29日目【SCMの海外との差は】
ORの定義
OR:Operations Research
定義:企業経営に係わる諸問題に対し、
数学的な視点・手法によって、
課題の摘出~具体的な改善策を提案・実施する
⇒経営(管理)者に対して、経営(管理)上の
問題に対する最良解を提示する科学的手法
【経営=資源(人、モノ、金、・・・)の活用】
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データを正しく・旨く活用し,最適な方策を提案する
例えば、砲台を作ろうとします。
敵を迎撃しやすい場所
砲台が傾かないしっかりした土地
そなん事を考えて、最良な場所を探す事をORと思ってもらえたらと思います。
日本は、ITだ、DXだと盛り上がっていますが、砲台(システム)だけ手に入れれば
砲台を立てる場所が泥沼ですぐに傾く場所(知識も経験もない)でも立ててしまう状態
この話をすると当たり前と言われますが、いざ、自社でシステム導入を検討すると
泥沼は忘れてしまい、砲台だけ購入してしまいます。
泥沼でない場所にする、泥沼を固い土地に変える事をするのが、弊社の支援となります。