インフォメーション
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:28日目【SCM改革に必須事項は】
SCM改革に向けての必須6項目
◆組織:全社横断的な統括組織
◆統制機能:個別最適を排し、全体最適を意思決定する機能と権限
◆業務フロー:フローの適正化・効率化
◆技術活用:ITツール、最適化技術
◆民度:意識、マインド、人材、教育
◆自己認識:自社・自部門のSCM進展度が、他社・他部門と比較してどのような位置にあるか
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:27日目【海外と日本のSCM力量差】
2015年当時のあるハイテク産業でのSCMの力量差
中日程の作成では、韓国が、日本の1/5程度で計画策定
韓国は、技術を簡略化して、サービス力=製造系の間接部門の業務の力を強めた結果、日本を上回った
この現実があっても、日本が、製造系の間接部門に力を入れない、技術神話がまだ続いてしまっている
シャープが買収された日、役員の方々の最後の言葉の中で、「技術では負けていなかった」と言った主旨の
話をした方がいた。この感覚が負けの敗因だということが最後まで理解されていなかったと思わざる得ない。
それは、シャープの復活を見えれば、誰が正解だったのかはわかる話である
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:26日目【SCMの役割の変化】
SCMは、『相まみえないもの』の答えを出そうとしていること
需要と供給(営業と製造)には必ずGAPが起きる
現代は、高度成長期も終了し、作れば売れる時代ではないため、
財務も含めて、GAPを見ていかなければならない
だから、小手先の方法論で対処しても良い方向にはいきにくい
コントロールできる人物、部署を育成していくことが必要となる
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:25日目【計画系システムトレンド】
計画系システムトレンド
従来⇒計画作成に力の事前対応型
現代⇒計画変更高速化の事後対応型
高速モグラたたきシステムへ
計画系システムのトレンドは、従来の計画に力を入れる事前対応型から計画後にいかに早く対応を決められるかに力を入れた事後対応型になってきている。
特に、SCMやS&OPシステムでの需給調整はこの傾向が顕著に出ている。代表システムとしては、キナクシスのRapidResponseが有名である。
生産スケジューラにおいても、予定と実績を簡単に比較できるようになっていたり、シミュレーション結果を何パターンか保存して比較できるものも出てきている
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:24日目【SCMの定義:コンサル会社は】
アップルの危機を立て直したSCMのスペシャリストのクックしも財務指標のCCC(キャッス・コンバージョン・サイクル)を使用して現金回収を指標とした
どの点を着目するかは、各企業によって様々であるが、最終的には、お金(キャッシュ)に換算しないと会社としての良し悪しははかれない
著書、ザゴールでも言われていたように、「真の生産性とは何か」をしっかり考えSCMを各社ごとに定義しなければならない
ザゴールでも以下が測定すべき3つの指標としてジョナが言っていた事である
スループット:販売を通じてお金を作りだす割合
在庫:販売しようとする物を購入するために投資したすべてのお金
業務費用:在庫をスループットに変えるために費やすお金
https://www.nri.com/jp/service/solution/mcs/theme_scm