インフォメーション

朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:6日目【リーン生産方式の特徴】
①日本の製造業の生産システム⇒ボトムアップ型
⇒暗黙知ベースに形成され、その中で結果としてムダが排除されていく
⇒ボトムアップでは部分最適に陥りやすい。局所的にムダが排除されで全体で
見た場合にはムダが排除されていない状態になりやすい
言い換えると「いびつな贅肉の取れ方=ダイエットに失敗した状態」
②トップダウン型の形式知ベース
⇒システムとの融合やその体系化などである。
⇒全体最適が追求しやすい⇒組織全体としてバランスがよくなり結果として
スループットの向上につながる
ただし、全体としてバランスが良くなる一方で、一部の組織、部門、担当ベースで
見たときには、改悪になっている場合もある

朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:5日目【サプライチェーンマネジメント(SCM)の誕生⑤】
リーン生産方式
英語: leanには「ぜい肉がなく引き締まって痩せている」というような意味合いがある。
製造工程におけるムダを排除することを目的として、製品および製造工程の全体にわたって、
トータルコストを減らそうとするのが狙い。
元々は、トヨタ自動車工業の元副社長の大野耐一がスーパーマーケットの方式などに参考に、
ジャストインタイム(JIT)、カンバン方式、5S、サプライチェーンマネジメント、見える化など
工業的な生産活動に関連する改善・改革を実施していたが、それを参考に開発されたのがリーン生産方式と言われている。

2022年の展示会・セミナー予定情報の更新
★ 第15回 生産システム見える化展
「生産・製造のデジタルイノベーション」を支援する専門技術展
場所:ビッグサイト利用施設 東1-6ホール
開催期間:2022年07月20日(水)~2022年07月22日(金)
https://www.jma.or.jp/tf/if/production.html
★Asprovaソリューションセミナー
7/14(木)16:00-17:15(オンライン:無料)
•納期遅れと段取りを同時に最小化するスケジューリング
7/28(木)16:00-17:15(オンライン:無料)
•平準化生産における投入順序を最適化するスケジューリング
https://seminar.asprova.jp/

朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:4日目【サプライチェーンマネジメント(SCM)の誕生③】
リーン生産方式
トヨタ生産方式を研究して編み出された方式
ジェームズ・P・ウォマック(英語版)、ダニエル・T・ジョーンズ(英語版)らの著書
『リーン生産方式が世界の自動車産業をこう変える』(1990年)により全米に広まった
1980年代に日本からアメリカに大量の自動車が輸出され貿易摩擦が激しくなったころ
ウォマックらは日本の自動車産業業界の研究を行いトヨタ生産方式の「ムダ取り」に着目した
製造工程の「ムダ」という「ぜい肉」を落としたスリムにする生産方式として「リーン生産方式」と呼ばれた

朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:3日目【サプライチェーンマネジメント(SCM)の誕生③】
欧米では、第1番目のSCMの発展の大きな流れ「情報革命がSCPの存在価値を高めた」と言われた。
SCP=Supply Chain Planning(サプライチェーンプランニング)
・企業の情報システムなどで、原材料の仕入れから製品の出荷に至るまでのモノの流れ(サプライチェーン)について、
各段階の計画を策定すること。また、そのための情報システムやソフトウェア。
・自社内あるいは取引先との間で受発注や在庫、販売、物流などの情報を共有し、原材料や部材、製品の流通の
全体最適を図る管理手法をSCMその中枢となる計画系の業務およびシステムのことをSCPという。