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朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:22日目【SCMの定義②】
ビジネスモデルとサプライチェーンマネジメント
サプライチェーン構築においては、加工工程などの製造装置の特性、需要特性などが大きく影響する。
サプライチェーンがどのような産業上にあるか、例えば、素材産業、組立産業、流通小売業などの産業別で、
サプライチェーンの一般的なモデルをパターン化することができる。
上記はあくまで、一般論。
1980年代頃から中間在庫をどのプロセスで持つかで、企業のビジネスモデルを分類したりする経営理論が流行。
デルは部品の段階で在庫を持ち、顧客の注文に応じた組立てを行うことで、不良在庫を減らし顧客満足度を向上して成功した。
デルのこのSCMを「build to order」(BTO)という。今ではBTOはほとんどのPCメーカーで構築されている。
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:20日目【SCMの定義】
サプライチェーンの定義は、年代、業界、人によってかなりバラバラ
つい最近まで、サプライチェーンは「物流」と考えている人も多かった
広義、狭義のどちらの話をしているのか知っておかないと判断を誤る事もある
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:19日目【自社のSCMの現状は③】
サプライチェーンや生産管理のレベルは、経営管理の状況と相関していることが多い
端的に言えば、経営者が経営管理の数値をどれ位のレベルを求めているかで、結果、サプライチェーンや生産管理のレベルが決まってくる
月末を締めてみて1ヵ月後にサプライズで、対処のしようがないことが発覚する何てことがあるところは、大抵、不動在庫の山だったり、
欠品を毎度起こしたり、納期を守れない傾向の企業が多い。
自動車の運転も、サイドミラー、バックミラー、時にはバックモニターを取り付けてでも、安全を確認し自車の位置を把握すると思います。
サプライチェーンに限りませんが、自分たちの立ち位置は常に把握しておくことが、やっぱり大切。下記図の効率性から多様性に一気に行けるはずがないです。
周りをよく見て、一つ一つクリアしていかなければ、結果、何も解決しないことになります。
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:19日目【自社のSCMの現状は②】
過去から効率性⇒柔軟性⇒採算性⇒多様性と歩んできた
これからの時代は、リスク回避の視点が重要と考える
サスティナブルな活動によるESG投資、脱炭素という名の欧州の踏み絵と
サプライチェーンが今まで通りの流れでは済まない形となる
また、戦争や政治的対立でサプライチェーンが断裂される事も発生し、
事前にリスクを把握し、回避する動きが必要になると思われる。
ITの進化においては、自動化から始まり、昨今はAIの発展が目覚ましく
生産系システムにも導入が開始された
また、システムもアプリ化が進み、スマホのようにアプリを入れ替える感覚で
ユーザが創造して取り組む時代がくるのではないだろうか。
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:18日目【自社のSCMの現状は】
これまで、各年代別にSCMの推移をの述べてきたが、まとめると以下のような推移となる。
自社の現状を把握することはとても大切である。
私が今まで携わったり支援してきた企業は、大半が2000年代で止まっているところが多い。
これをITシステムの力だけで改革しようとした企業が軒並み、システム導入に失敗している。
一足飛びに最新の状態になるはずがない。社内の文化、人材の育成があって初めて状態があがるのである。
まずは、この理解からスタートである。