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朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:17日目【なぜSCMなのか?役割の変化】
日本の高度成長期が終了すると同時に、
①グローバル化(広域にわたる展開)
②インターネットの普及(情報速度の向上)
③ステークスホルダーの変化(短期の結果要求)
1工場が、1企業だけで解決できない流れになってきた
企業や部門に求められる役割に変化が生じてきたが、日本では、部門間の綱引き、
または護送船団でしか動かないなど早期な動きに対して、ハード面での向上だけで
ソフト面(サプライチェーン、情報)での向上が全く図られなかった
SCM(サプライチェーンマネジメント)の考えがもう少し早く浸透していれば
ここまで衰退する事はなかったと思われる。
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:16日目【なぜ日本でSCMが注目されたのか】
20年の間に、世界のトップ500社の総売上高のうち、日本企業が占める比率は1/3以下に低下。
特に問題なのは、日本の大企業のうち、自動車メーカー以外の企業が痛い目に遭っている。
「この企業が弱くなった」「この業界は強くなった」ということではなく、皆一様に力を落としている。
日本の大企業の経営は、グローバル化(SCM)の構築に乗り遅れたと推測できます。
その後2020年では、53社に減少した。
2014年以降、リストから外れた日本企業は、シャープ (売却) 、富士フイルムホールディングス、
アルフレッサ、コスモ石油、日本たばこ産業の5社。
2015年が、54社で、ここ最近は、横ばいの傾向になってきている。
今後ここが底辺となり、上昇傾向になるのか注目である。
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:15日目【日本のサプライチェーン(SCM)は?②】
日本はSCMの導入で、2000年頃の失敗がありましたが、2008年頃に、再びブームが訪れました。
その当時、「週次製販」の言葉が流行しました。
このブームは、前回に引き続き、「在庫削減」そして「スピードUP、将来の利益を見る」がターゲットでした。
『在庫を減らすだけでは、勝てない、利益の出る生産を事前に把握して経営判断していく』
欧米流の考えを取り入れようと考えました。
経営判断も1パターンで判断するのではなく、①リスク大、②リスク中、③リスク小と、
何パターンかをマルチシミュレーションして判断したいと考えました。
ただ、これを実現したところはそれ程多くはなかったのではないでしょうか。
例えるなら、免許がないのに、車を買ってしまった、
企業、人材が、まだ、熟してなかったと私は、推測しています。
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:14日目【日本のサプライチェーン(SCM)は?】
・TOC(制約理論)の考えを中心に、SCMが、日本に広がったのは2000年頃
・日本企業は、こぞって、SCMの導入を試み、欧米の勝ちパターンを取得しようと考えた
そして、欧米の運用、パッケージ信仰に走り、結果、関連部門とのあつれき(横串組織など)や
製造現場の反抗もあり、失敗していきました
この頃よく聞かれたのは、「システムは使えない、需要予測なんて当たらない」
「日本には合わない、自分の業界は、独特だ」
ちょうど私が社会人になった頃ですが、どうも、少し年上の方は、この頃の考えを引きづっている方もたまにいます
朝活100本ノック /生産計画・在庫管理改革:13日目【TOC:制約理論③】
TOCを学ぶなら、改革の基礎となる考えが学べる図書!
国内シリーズ累計125万部突破!!全世界1000万人が読んだ!!
ジェフ・ベゾスがAmazon経営陣たちと読んできた伝説の名著
次世代リーダーが目指すべき「真の生産性」とはなにか。
『ザ・ゴール』は、イスラエルの物理学者エリヤフ・ゴールドラットが著述し1984年に出版されたビジネス小説。
製造業向けに「制約条件の理論」を読みやすい小説仕立てで説明している。
ザゴール(本)の日本発売が2001年、ちなみに、米国での発売は、1984年。
日本語への翻訳は、10年以上禁止されていました。